
あなたは最近、
胸がぎゅっと縮むように苦しくなったり、
息が浅くなっていると感じませんか?
わたしは敏感さが強くて、
人の気持ちを受け取りすぎてしまうことがあります。
そんなとき、
心も体もそっと閉じてしまい、
世界が少し遠く、重たく感じる瞬間があります。
でも、そんな私を少しずつ救ってくれたのが、
「祈りのような呼吸」でした。
それだけで、
胸の奥に小さな光が戻ってくるのを感じます。
今日は、その呼吸の方法と、
それがどんなふうに私の心を整えてくれたのかを
やさしく綴ってみたいと思います。
🕊️ 呼吸が浅くなるとき、心の中では何が起きている?
ふと気づくと、呼吸が浅くなっている。
胸がぎゅっと縮こまるような感じがする。
そんなとき、私の心の中では
「焦り」や「不安」が静かに育っています。
先のことを考えすぎたり、
うまくいかない未来を思い描いてしまったり。
考えすぎることで、
体も心も固くなって、息の通り道が細くなってしまうんです。
🌿 敏感さんの体と心の反応
私は共感力が強く、
人の気持ちを受け取りやすいタイプです。
誰かが苦しそうにしていると、
その感情が胸の内側まで入ってきてしまうことがあります。
すると、自然と呼吸が浅くなり、
体が守るように固まります。
敏感であることは悪いことではないけれど、
自分を苦しめてしまうこともあります。
🕯️ “祈りの呼吸”との出会い
そんなときに出会ったのが、
「祈りのような呼吸」でした。
きっかけは、ゆっくり自分と向き合う時間をつくったこと。
「深く息をするだけで、
こんなにも体が楽になるんだ…」
その小さな気づきが、
私のセルフケアの始まりでした。
♨️ お風呂と呼吸のセルフケア
お湯に身をゆだね、
息をゆっくり吐ききる。
肩の力が抜けて、
胸がすこしずつひらいていく。
祈ることに集中すること。
お世話になった方へ
「お体が良くなるように」
「お幸せになりますように」
願うことで自分自身にも
あたたかな気持ちになりました。
私の大切な祈りの時間になりました。
🌸 祈りの呼吸・4つのステップ
- 足で大地を感じる
今ここに立っている、という安心 - 手を合わせて空へ
自分を信じ、いのりをささげる - 「シッ」と息を吐く
不安や重さをそっと外へ手放す - 胸で光を包む
温かさと生命を、胸の奥に取り戻す
特別な準備はいりません。
どこででも、そっとできる小さな祈りです。
🌬️ 続けて気づいた変化
最初は、なにも感じませんでした。
けれど、毎日少しずつ続けていくうちに…
- からだがふっと軽くなる瞬間が増えました
- 人の感情を抱えこまなくなりました
- 「これは私のものじゃない」と気づけるようになりました
- 心の境界線が、やさしく戻ってきました
気づけば、3年以上続いています。
ゆっくり、ふわっと、
自分のペースで整っていく感じです。
🕊️ 読んでくださったあなたへ
あなたは、無理をしなくていい。
深呼吸のスピードは、あなたのやさしさの速さで大丈夫。
祈りは何かを願うだけじゃなく、
自分を大切にする時間でもあります。
敏感であることは、
弱さや欠点ではありません。
それは、
“世界を深く感じる力”です。
ただ、
深く感じる人こそ、
深呼吸で自分を守る時間が必要です。
どうか今日、
1回だけでも息をゆっくりしてみてくださいね。
あなたの今日が、
すこしでも軽くなりますように。

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