『アゲハのひかり』
― 伝えられなかった「好き」が、やさしく風になるまで ―
この物語は、
伝えられなかった「好き」を、
それでもずっと胸に抱き続けた、ある男性の想いです。
彼は、ただ見つめていました。
ふり返ることのなかった彼女を。
その姿はいつしか、
手の届かないアゲハ蝶のように、心の中で舞い続けていました。
肉体がなくなっても、
彼の想いだけはこの世界に残っていました。
言えなかった言葉、届けられなかった気持ち。
そのすべてが、やがて祈りとなり、風となって、
彼女のしあわせをそっと願う光になっていきます。
誰かを深く想ったことがある人へ。
叶わなかった想いを、大切に胸にしまっている人へ。
この絵本が、
あなたの心のどこかに、
やさしく触れることができますように。
英語バージョン
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