
「家計管理できているつもりだったけれど、実は数字でしっかり把握できていなかった」——そんな経験はありませんか?
私自身もそうでした。けれど、未来を見据えて安心できる暮らしをつくるには、はっきりと数字で見える家計管理が欠かせません。ここでは基本となる5つのステップをご紹介します。
① 現在の家計を数字で把握する
まずは「今の自分の家計」を正しく知ることが出発点です。
たとえば手取り30万円、支出24万円、残り6万円を貯金や投資に回しているなら、貯蓄率は20%になります。
大切なのは「なんとなく黒字だから大丈夫」ではなく、手取り・支出・貯蓄率を数字で把握すること。これだけで家計の見え方がぐっと変わります。
② 生活防衛資金を準備する
次に取り組むのは「生活防衛資金」です。これは、収入が止まったときに生活を守るための安心のお金。
目安は生活費の3〜6か月分。支出が月24万円なら、最低でも72万円は確保しておきたいところです。
一度つくった生活防衛資金は「使わないお金」として分けておくことがポイント。これがあるだけで精神的な安心感が大きく変わります。
③ 特別費(家電・教育費など)を分けて考える
生活費とは別に、「いつか必ずかかるお金」も見据えて準備しておきましょう。
例えば家電の買い替え。冷蔵庫や洗濯機は数年ごとに必要になります。これを“敵4”と呼んで、月割で積み立てると家計が安定します。
月5万円を特別費として見込むなら、生活費は19万円に抑える、といった考え方です。病気や怪我の治療費や車の諸経費も同じように「特別費」として分けると、急な出費で慌てることがなくなります。
④ 手当は“プラスα”として扱う
児童手当や児童扶養手当などの支援はとても助かります。ただし、これらは永続的な収入ではありません。
今は収入に含めても大丈夫ですが、将来的には「なくても回せる家計」を目指すことが大切です。
手当があることで生活や心が安定するのは事実。だからこそ、それを“プラスα”として扱い、なくなった時にも困らない仕組みを整えていきましょう。
⑤ 副業資金や収入アップの準備をする
生活防衛資金と特別費が整ったら、次は未来への投資です。
副業や事業を始めるための資金を準備していきましょう。例えば毎月6万円の余力から5か月で30万円をつくれば、スタートの土台になります。
家計と事業用のお金は必ず分けること。これでリスクを抑えつつチャレンジできます。
まとめ:未来を見据えた家計管理で安心を
家計管理は「できているつもり」になりがちです。でも、数字で見える形にすると意外な発見があります。
- 現在の家計を把握する
- 生活防衛資金を準備する
- 特別費を分けて考える
- 手当はプラスαとして扱う
- 副業資金を準備する
この5つのステップを意識すれば、未来を見据えた安心できる家計管理につながります。気づいたときが始め時。少しずつ整えていきましょう。
🌱 本日(2025.9.19)の朝のライブでの家計管理のお話を聞いて、
「できてるつもり」になっていた私自身も反省しました。
すぐに『お金の大学』のp154を開いて見直しをしました。
まだまだわかってないことが多いなぁと本をみながら振り返りができました。
家計管理をしっかりはじめてまだ一年目。
ゆっくり見返しながら進めていくことを楽しんでいけたらいいなと思っています。

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